リタスト!

名古屋市の3人のベンチャー企業に所属している23才の頭の中

積立型保険はオススメしない!?

こんにちは。

今回は、「積立型保険」

についてお話していきます。

 

将来の資産形成のために

「保険を活用して積み立てをしていこう」

という方が最近は多いようです。

安全確実にお金を増やしたい、

投資信託での運用や株式投資などに

興味関心がないと考える人にとって、

積立型保険は魅力的に映るのかもしれません。

 

ただ結論から言うと

資産形成にはあまりオススメしません。

今回はなぜ積立型保険が

資産形成にオススメしないかをお伝えしていきます。

 

積立型保険とは?

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まずは積立型保険について

説明をしておきます。

 

積立型の生命保険とは、

払い込んだ保険料の一部が積み立てられ、

将来、積み立てたお金を受け取ったり、

引き出したりできる保険のことです。

払い込んだ保険料の一部を

受け取ることのできる「積立型」に対して、

払い込んだ保険料が戻ってこない保険を

「掛け捨て型」といいます。

つまり、積立型保険は

「お金を貯めることができる保険」といえるでしょう。

 

また、積立型保険は種類があります。

 

終身保険

生命保険の一種で、

被保険者(保険の対象になっている人)が

亡くなった場合に死亡保険金が受け取れる保険

 

養老保険

生命保険の一種で、

被保険者が亡くなると、

死亡保険金が支払われる保険

 

学資保険

子どもの教育資金準備を目的とした保険。

親が契約者になり、

大学入学のタイミングなど、子どもの年齢に応じて、

決められた時期に学資金や祝い金などの形でお金が受け取れる。

 

個人年金保険

将来、年金形式でお金を受け取ることができる保険。

年金の受け取り方の違いにより、

終身年金・有期年金・確定年金などの種類に分けられる。

 

外貨建て保険

払い込んだ保険料を外貨で運用する保険。

「外貨建ての終身保険」や、

「外貨建ての個人年金保険」という形で、

積立型の保険のなかに、外貨建てのタイプの商品が含まれている。

 

この説明だけ受けると、

保険を掛けられるのと、

投資ができるのがセットになっていることから

「かなりお得そう!始めてみたい!」と

考える方も多いかもしれません。

ただ、「保険」と「投資」は

別々に考えたほうが良いです。

次からはその理由についてお伝え致します。

 

「保険」と「投資」は別に考えるべき。

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なぜ、「保険」と「投資」は別に考えるべきなのでしょうか?

ここで例を挙げてお伝えしていきます。

 

例えば、ある積立型保険で

金利0.7%、毎月3万円、20年間

積立の保険があったとします。

こちらがどうなるか計算した場合、

20年後には772万円(元本720万)になります。

 

では次に毎月3万円、

20年間の積立は変わらず、

一般的な投資の利回り3%で

どうなるか計算してみましょう。

20年後には985万円(元本720万)になります。

 

この大きな違い分かって

いただけましたでしょうか?

そうです。

これだけでも200万以上の差が出ています。

これを見ていただくと

保険がついているとはいえ

普通に投資したほうが良いなと感じませんか?

 

また、積立型保険は

積立もするので、当然ながら、

その分だけ保険料は高くなります。

買ったときにも毎年の運用にも

割高な手数料を取られる投資商品です。

そして利回りは他の投資商品に比べて

かなり低く、投資にはオススメしません。

さらに保険のデメリットとして

早期解約の場合、元本を下回ってしまうこともあります。

「積立型保険に入ったけど、こっちの投資の方が良いから

今の積立型保険はやめて、投資に切り替えよう」と思っても

気軽に切り替えることが難しくなるかもしれません。

 

保険機能は掛け捨てで十分

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前述したように、

保険は保険、投資は投資で

分けて考えたほうがいいです。

 

保険機能は

「掛け捨て保険」で十分だと

考えられます。

掛け捨ての保険は、

保障のためのお金だけなので

積立型保険に比べ、保険料も安いものが多いですし、

内容もしっかりしています。

 

「でも、もう払ってしまった分は

元本割れしてしまうんでしょ?」と

思った方もいらっしゃると思います。

残念ながら、投資のみに回すより、

積立型保険は契約してしまった時点で

すでに損をしてしまっています。

早めに損切りをして、

優良な投資商品に切り替えたほうが良いでしょう。

お金を効率的に増やしたいなら

保険と抱き合わせのものよりも

ちゃんと投資に回したほうが圧倒的に効率が良いです。

 

子供がいる場合、学資保険は?

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中にはすでにご家族がいらっしゃって

子供のために学費などを蓄えておきたいという想いで

「学資保険」を契約している、

契約しようとしている方もいらっしゃると思います。

 

しかし、あまりオススメできません。

学費を用意したいなら、こちらも

貯金とつみたてNISAなどを活用しながら

蓄えたほうが効率が良いです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

まとめると積立型保険は

 

投資と保険は別にしたほうが良い

積立もするので、保険料は高い

利回りは他の投資商品に比べてかなり低い

早期解約の場合、元本を下回ってしまう

 

保険のことが分からないからといって

保険の営業マンにすべて任せてしまうと

知らぬ間に何か損をしてしまうこともあるかもしれません。

 

きちんと知識をつけて

自分に合ったものを考えていきましょう。

 

もちろん私もぜひお気軽にご相談くださいませ。

私にできることであれば、あなたのお力にならせていただきます!