リタスト!

名古屋市の3人のベンチャー企業に所属している23才の頭の中

投資信託・債権・社債まとめ

こんにちは。

このブログで金融について

様々な情報を発信してきました。

何かあなたの将来を考える

キッカケとなっていれば幸いです。

 

ただ、投資などと言われても

いろんな種類が多くて少しややこしいですよね…

「色々ありすぎて分からない!」と

いった方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方のために今回は

投資において基礎基本となる

「投信信託」「債権」「社債について

お伝え致します。

これをまず覚えておくことで

様々なことに汎用できると思います。

 

投資信託とは?

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投資信託とは、投資家から集めたお金を

ひとつの大きな資金としてまとめ、

運用の専門家が投資・運用する商品です。

その運用成果が投資家それぞれの

投資額に応じて分配される仕組みとなっています。

「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、

投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。

 

投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。

投資信託の購入後に、

投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、

運用がうまくいかず投資した額を下回って、

損をすることもあります。

このように、投資信託の運用によって生じた損益は、

それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属します。

 

投資信託の種類

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投資信託は、

商品によって投資対象が様々ですので、

投資信託協会では統一的な投資信託の分類方法である、

「商品分類」を制定しています。

この商品分類では、投資信託がどの資産に対して主に投資し、

収益の源泉とするのかが分かりやすく分類されていて、

投資信託を選ぶ際に活用していただけます。

 

投資対象地域による区分

国内・・・主たる投資収益が、実質的に国内の資産を源泉とするもの

海外・・・主たる投資収益が、実質的に海外の資産を源泉とするもの

内外・・・主たる投資収益が、実質的に国内及び海外の資産を源泉とするもの

 

追加購入が可能か

単位型・・・投資信託が立ち上がる期間(当初募集期間)にのみ購入できるもの

追加型・・・原則的に、投資信託が運用されている期間中いつでも購入できるもの

 

投資対象資産による区分

株式・・・主たる投資収益が、実質的に株式を源泉とするもの

債券・・・主たる投資収益が、実質的に債券を源泉とするもの

不動産投信・・・主たる投資収益が、実質的に不動産投資信託及び不動産投資法人を源泉とするもの

その他資産・・・主たる投資収益が、実質的に上記以外の資産を源泉とするもの

資産複合・・・主たる投資収益が、実質的に上記の複数の資産を源泉とするもの

 

 

独立した区分

MMF・・・マネー・マネージメント・ファンド

MRF・・・マネー・リザーブ・ファンド

ETF・・・ある指標に連動し、証券取引所に上場しているもの

 

補足分類

インデックス型・・・各種指数に連動する運用成果を目指すもの

特殊型・・・投資者に対して注意を喚起することが必要な、特殊な仕組み・運用手法を用いるもの

 

債権とは?

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債券は、「発行体」と呼ばれる国や地方公共団体

企業などが、投資家からお金を借りるために

発行する有価証券です。

平たくいえば、投資家はその債券の

発行体にお金を貸しているということです。

 

通常、お金の貸し借りをする際は、

お金を借りた人が貸してくれた人に、

借りたという証拠として借用証書を残します。

債券も同じように、借りたという証拠に債券を発行します。

 

債券は、あらかじめお金を返す期限日が決められています。

その期限のことを満期といいます。

満期になると、借りたお金は

全額返さなければなりません。

また、お金を借りている間、お金を返すまでに

あらかじめ決められた条件で利子を支払います。

 

債権の種類

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債券にはたくさんの種類がありますが、

発行体によって大きく2つに分けられます。

1つは、国や地方公共団体が発行する「公共債」、

もう1つは、民間企業が発行する「民間債」です。

 

 

 

債権の種類

 

国債

文字通り、国が発行する債券

 

地方債

地方公共団体が発行する債券

 

政府関係機関

公庫、独立行政法人など政府関係機関が発行する債券

 

社債

民間企業が発行する債券

 

金融債

法律で債券発行を認められている金融機関が発行する債券

 

社債とは?

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社債とは、企業が

資金調達するために発行する「債券」のことです。

債券は資金を借入する為に発行するもので、

簡単に説明すると「お金を借りたことを証明する証書」となります。

つまり、社債は企業が資金を借入するために発行するものです。

 

社債を購入することで

企業に資金を貸しつけ、社債保有している間は

利息を受け取ることができ、満期日になる額面金額が償還されます。

基本的に満期日まで保有していれば

元本割れのリスクは少ない金融商品となっています。

 

 

 

社債の種類

 

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社債には色々な種類があり、

それぞれ特徴があります。

 

普通社債

一般的に社債と言えば「普通社債」を指します。

社債を購入することで企業にお金を貸し、

利息を受け取って満期日になったら額面金額が償還されます。

 

転換社債型新株予約権付社債転換社債

基本的なところは普通社債と同じで、

利息を受け取ったり、満期日まで保有していれば額面金額が償還されます。

 

普通社債との大きな違いは、一

定の条件を満たせば社債を株式に転換できるところです。

条件については発行体によって異なるので省略しますが、

株価の値上がり次第で大きなリターンを得られる可能性もあります。

 

新株予約権社債ワラント債

新株予約権社債は「社債」と

新株予約権」がセットで販売されているものです。

転換社債のように社債を株式に転換する権利はありません。

ですから仮に新株予約権を行使しても、

社債はそのままで、別で株式を取得する形になります。

 

劣後債

発行した企業が破綻した場合、

弁済順位が低いので元本が戻ってくる

可能性が低くなるというリスクがあります。

しかしその分金利が高く設定されているなどのメリットもあります。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

今回お伝えしたことは、

投資の中でも基礎基本のことです。

こちらを理解しておくことでも、

自分の投資の幅が広がってくるので

しっかり理解を深めて頂けたらと思います。

 

もちろん私もぜひお気軽にご相談くださいませ。

私にできることであれば、あなたのお力にならせていただきます!